イチゴ「紅ほっぺ」今季初出荷 JA遠州夢咲、静岡県内のトップ切り

 JA遠州夢咲は13日、静岡県内JAのトップを切って今季のイチゴの出荷を始めた。昨年より1日遅いが、例年並み。掛川市大坂の大城青果物流通センターに管内の2生産者から紅ほっぺ約20パックが届き、県内の市場に発送した。

出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター
出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター
出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター
出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター
出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター
出荷前のイチゴの品質を確認する検査員=掛川市のJA遠州夢咲大城青果物流通センター

 センターでは検査員が色や形状などを丁寧に確認した。集荷場に持ち込んだ同市大渕の生産者大石哲由さん(48)は「残暑が厳しく小粒だが、11月ごろになれば粒もそろい出荷量も増えるはず。苗作りも順調に進み、例年通り甘みのある味になった」と話した。
 同JAによると、イチゴの生産者は143人で、栽培面積は約35ヘクタール。出荷は12月中下旬に本格化し、来年3月にピークを迎える。

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