遠江国分寺 歴史知って 磐田で11日まつり 参拝行列など多彩

 奈良時代に建てられた遠江国分寺の歴史を伝える「遠江国分寺まつり」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日午前9時から、磐田市の遠江国分寺史跡公園で開かれる。目玉の「国司一行国分寺参拝行列」をはじめ、グルメや雑貨の販売、ステージパフォーマンスなど多彩な催しを予定する。

遠江国分寺まつりをPRする実行委メンバー=磐田市の遠江国分寺史跡公園
遠江国分寺まつりをPRする実行委メンバー=磐田市の遠江国分寺史跡公園

 参拝行列は午前10時半から、奈良時代の装束を着て聖武天皇や光明皇后、遠江国司の桜井王などに扮(ふん)した約60人が、JR磐田駅北口から同公園までを練り歩く。ステージでは、ダンスやブラスバンド、合唱を披露するほか、万葉歌会なども繰り広げる。農産物の販売ブースや軽トラ市、フリーマーケット、野だての茶会なども行う。
 遠江国分寺のオリジナル御朱印(1枚300円)も100枚限定で販売する。大橋芳隆実行委員長は「多くの人に1300年前の雰囲気を味わい、歴史を再認識してもらいたい」と話す。問い合わせは事務局の今井久裕さん<電090(9021)1327>へ。
 (磐田支局・八木敬介)

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