目指せ完売「沼商屋」開店 高校生、学習の成果地域に 18日まで清水町

 沼津商高(清水町)の総合ビジネス科経営コースの3年生による販売実習イベント「沼商屋(ヌマショップ)」が17日、同町のサントムーン柿田川で始まった。生徒24人が地元企業から仕入れた特産品や、事業者と共同開発したオリジナル商品を販売。学習の成果を生かしながら地域の魅力を発信する。18日まで。

企業とコラボしたオリジナル商品などを紹介する生徒=清水町のサントムーン柿田川
企業とコラボしたオリジナル商品などを紹介する生徒=清水町のサントムーン柿田川
生徒が制作したポスターが飾られている会場=清水町のサントムーン柿田川
生徒が制作したポスターが飾られている会場=清水町のサントムーン柿田川
企業とコラボしたオリジナル商品などを紹介する生徒=清水町のサントムーン柿田川
生徒が制作したポスターが飾られている会場=清水町のサントムーン柿田川


 同町や沼津市の14店舗の弁当や干物、茶、スイーツを扱っている。生徒は事前に効果的な宣伝方法を学んでPOPを手作りしたほか、各店を訪問インタビューした際の映像でイベントのPR動画を作成し、会場で放映している。
 ところてん製造の栗原商店(同町)とコラボした「柿田川ブルー」は、寒天と砂糖を使ったソーダ味の琥珀(こはく)糖。柿田川をイメージして、青と緑の美しい色合いに仕上げた。コストダウンなどの改良を図りながら、3年かけて完成にこぎつけた。松木花音さん(18)は「形や色、サイズも生徒で考えた。商品の説明が難しいが、完売できるように頑張りたい」と意気込んだ。
 イベントは同校と町が連携して実施。2001年から開催し、23回目。
 (東部総局・日比野都麦) 事業者の魅力 ポスターに凝縮 きょうまで展示  沼津商高(清水町)の情報ビジネス科マルチメディアコースの2、3年生18人作成の町内事業者のPRポスターが18日まで、同町のサントムーン柿田川に展示されている。来場者から、気に入った作品の投票を募っている。
 地元の飲食店や書店、整骨院などを紹介する個性豊かな28作品が並ぶ。生徒は事前に事業者を訪問し、特徴や思いをインタビュー。魅力を伝える一枚を制作した。事業者から写真や色合い、キャッチコピーなどのチェックを受け、修正を重ねながら完成させた。
 町と連携した取り組み。ポスターは22日から町地域交流センターに移し、30日まで展示する。

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