静岡空港に台湾チャーター便 来年1~3月、3年11カ月ぶり運航

 静岡県は21日、静岡空港(牧之原市)と台湾・高雄を結ぶチャーター便が、2024年1月19日から3月29日まで週3往復運航されることが決まったと発表した。台湾路線の運航は、台北との定期便が新型コロナウイルスの影響で20年3月に欠航して以来3年11カ月ぶり。

静岡空港
静岡空港

 航空会社はチャイナエアライン。期間中は水、金、日曜の計31往復を運航する。台湾側の旅行会社がチャーターしたため、基本はインバウンド(訪日客)向けになるという。高雄からのチャーター便は15年12月以来。
 コロナ禍前の国際線の定期便は韓国、中国、台湾の運航があり、韓国・ソウル線は3月、中国・上海線は9月に再開した。空港振興課の担当者は「コロナ禍前の路線数の水準に戻したい。台湾の定期便の復便に向けても、引き続き働きかけていく」と述べた。
 県は、静岡-ベトナムのチャーター便も24年3月23、27日の2往復運航すると発表した。
 (政治部・大沼雄大)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞