２０２４年の"顔"水槽スイスイ “タツ”ノオトシゴの仲間展示 静岡市葵区
松坂屋静岡店（静岡市葵区）内の都市型水族館スマートアクアリウム静岡が１月２１日まで、２０２４年の干支（えと）「辰（たつ）」にちなんだタツノオトシゴの仲間「ポットベリーシーホース」５匹を展示している。
タツノオトシゴの仲間「ポットベリーシーホース」が泳ぐ水槽＝スマートアクアリウム静岡（静岡市葵区） 白や黄、茶色などのまだら模様をした全長約１０センチの魚。「ポットベリー」は英語で「ぽっこりしたおなか」を意味する。雌が雄の腹部にある「育児嚢（のう）」に卵を産み付け、雄はふ化するまで卵を腹の中で育てるため腹部が膨らむ。ぷっくりとした姿や、泳ぎが苦手なためサンゴなどに尾を巻き付けて流されないようにする様子が人気を集めているという。
同館の小坂直也飼育課長は「辰にそっくりなポットベリーシーホースを見て楽しんでもらい、良い１年を迎えるきっかけになってくれれば」と話した。
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