参拝客ら、餅焼き堪能 「無病息災」祈願 森町・大洞院 3日まで

 森町橘の大洞院で3日まで、新年の恒例行事「餅焼き」が開かれている。初日の元日から、近隣住民や帰省中の家族連れなど多くの参拝客らが訪れ、焼きたての餅を味わいながら無病息災を祈願した。

網の上で餅を焼く参拝客=森町橘の大洞院
網の上で餅を焼く参拝客=森町橘の大洞院
焼きたての餅を味わう参拝客=森町橘の大洞院
焼きたての餅を味わう参拝客=森町橘の大洞院
網の上で餅を焼く参拝客=森町橘の大洞院
焼きたての餅を味わう参拝客=森町橘の大洞院

 大洞院には、約600年前の開山から続くとされる灯明があり、この火を調理に用いて食すと、厄よけになると伝えられている。
 同院関係者が火入れをした5台の焼き台を、境内のテント内に設置。参拝客は網の上で餅を焼き上げ、醤油(しょうゆ)を垂らしたり、海苔(のり)を巻いたりしてほお張った。
 磐田市の祖父母らと5人で足を運んだ小学3年大場博斗君(9)=東京都=は「餅は熱くておいしかった。今年はサッカーの大会で勝ちたい」と話した。
 3日は午後3時まで。甘酒やお汁粉も販売する。

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