戦国時代の遺構に笛の音響く 静岡市歴史博物館が1周年イベント 14日まで

 静岡市歴史博物館(静岡市葵区)で13日、開館1周年記念イベントが始まった。14日まで。

開館1周年を祝い「戦国時代の道と石垣の遺構」で披露された演奏=静岡市葵区の市歴史博物館
開館1周年を祝い「戦国時代の道と石垣の遺構」で披露された演奏=静岡市葵区の市歴史博物館

 初日は尺八奏者の縄巻修巳さん(牧之原市出身)、しの笛奏者の越智魔子さんが「糸」「春よ、来い」などを演奏し、「戦国時代の道と石垣の遺構」を展示している同館ロビーに美しい音色を響かせた。市民文化会館を拠点に活動するグループ「ラウドヒル計画」のダンスパフォーマンス、学芸員による同館展示室のギャラリートークも披露された。つるし飾りの工作体験コーナーも開かれた。
 両日とも2、3階の基本展示室を無料開放し、開館時間を19時まで1時間延長する。ダンスパフォーマンスやギャラリートーク、工作体験は14日も行う。
 同館企画経営課の国島朋子主任は「これからも静岡市の歴史文化を発信する拠点として活躍していきたい」と話した。

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