自民静岡市4支部、大村慎一氏に推薦状交付【静岡県知事選】

 自民党の静岡市内4支部と同党市議団は19日、知事選(5月9日告示、26日投開票)に立候補を表明した元副知事の大村慎一氏(60)に推薦状を交付した。市町など地域単位である県内の自民支部で大村氏に推薦状を交付したのは初めて。

自民党静岡市静岡支部の石上顕太郎支部長から推薦状を受け取り、握手する大村慎一氏(中央)=19日午前、静岡市葵区
自民党静岡市静岡支部の石上顕太郎支部長から推薦状を受け取り、握手する大村慎一氏(中央)=19日午前、静岡市葵区
自民党静岡市議団の鈴木和彦会長から推薦状を受け取る大村慎一氏(右)=19日午前、市役所静岡庁舎
自民党静岡市議団の鈴木和彦会長から推薦状を受け取る大村慎一氏(右)=19日午前、市役所静岡庁舎
自民党静岡市静岡支部の石上顕太郎支部長から推薦状を受け取り、握手する大村慎一氏(中央)=19日午前、静岡市葵区
自民党静岡市議団の鈴木和彦会長から推薦状を受け取る大村慎一氏(右)=19日午前、市役所静岡庁舎

 党県連が18日、大村氏の推薦を内定したことを受けた対応。4支部のうち清水、由比、蒲原と市議団は19日までの総務会で推薦を決定し、静岡支部は同日、同市葵区で開催した総務会で出席者の満場一致で推薦を決めた。
 市議団の役員は大村氏を推薦した理由について「総務省などで豊富な行政経験があり、県域全体の均衡ある発展や国、市町との緊密な連携が期待できる」と説明した。鈴木和彦市議団会長は「自民党というより県民党のつもりで全県を回って応援する」と述べ、市役所静岡庁舎で大村氏に推薦状を手渡した。
 大村氏は「停滞した現状を打ち破り、静岡県を全国のモデルになるような素晴らしい県にする。これから浜松も沼津も三島も支持をいただき、全県で頑張りたい」と述べた。

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