⚾東海大翔洋・入江は緩急で完封 春季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(掛川第2試合)
東海大翔洋 001100000―2
常葉大菊川 000000000―0
▽本塁打 宮田(東)
▽三塁打 山下(常)▽二塁打 川島(東)
▽試合時間 1時間41分
【評】東海大翔洋がロースコアの展開を粘り、常葉大菊川を振り切った。
東海大翔洋は三回、岸川の適時打で先制。四回には宮田が自身初となる本塁打を放ち、追加点を挙げた。先発入江は走者を背負っても冷静に後続を断ち、完封した。
常葉大菊川は7安打したものの、好機に1本が出なかった。
無四球 背番号1の自信に 東海大翔洋の右腕入江は緩急をつけた投球で常葉大菊川打線を完封。九回の1死満塁のピンチにも集中を切らさず、無四球で投げ抜き「自信になった」。今春の予選からベンチ入りした背番号1が飛躍を遂げている。
右肩にあった違和感を軽減させようと冬場にフォームを改造。足を上げた際に体をセンター方向へひねる動作を取り入れたことで左肩の開きが抑えられ、制球と直球の切れが上がった。
昨秋の主戦甘田がけがで離脱し、増えた出番で結果を残している。「みんなに認めてもらえたかな」。技術に加え、自信も上積みされた。
(吉沢光隆)
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