静岡県警が取締本部設置 120人態勢で情報収集など【静岡県知事選】

 静岡県警は26日、知事選(5月9日告示、同月26日投開票)の選挙違反取締本部を捜査2課内に設置した。取締本部は津田隆好本部長以下120人態勢。県内28署にも設け、各捜査員が情報収集などを本格化させて選挙違反に厳しく目を光らせる。

(社会)県知事選の選挙違反取締本部の看板を掲げる池田潔次席=26日午前、県警本部
(社会)県知事選の選挙違反取締本部の看板を掲げる池田潔次席=26日午前、県警本部

 県警本部の捜査2課で26日午前、池田潔次席が取締本部の看板を掲げ、「全県下で各陣営の活動が活発となり、激しい選挙戦が予想される。選挙の自由と公正を確保するため、違反を看過せずに厳正、公平な取り締まりを行う」と話した。
 県警によると、現在までに事前運動などの警告はない。2021年の前回選は文書掲示4件、文書頒布1件、その他2件の警告を出した。
 超短期決戦といわれる今回の知事選には、元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)、共産党県委員長の森大介氏(55)が出馬表明し、実質的な選挙戦に突入している。

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