沼津のリングに稲妻走る 「キン肉マンミュージアム」29日開館 セレモニーに作者・ゆでたまごさん
人気漫画「キン肉マン」の全国初の常設施設「キン肉マンミュージアムin沼津」が29日、沼津市大手町の沼津仲見世商店街で開業した。28日には現地でセレモニーが開かれ、2人組の作者「ゆでたまご」の嶋田隆司さんは「ファンの発信基地になってほしい。開館を機に、商店街がにぎわうようになるとうれしい」と期待した。
嶋田さんが友人のオーナーから打診され、開館が実現した。嶋田さんは「キン肉マンランドを作るのは(主人公のキン肉)スグルの夢だった。若い世代や海外のファンも来てほしい」とあいさつした。1階のグッズ販売コーナーとフリースペースは入場無料。有料の2階に複製原画45枚(撮影不可)や等身大フィギュア11体、漫画を紹介するパネルなどを展示した。ウォーズマンにキン肉バスターの技をかけたり、極秘特訓のシーンを再現したりする撮影ブースも設けた。5月中旬までの限定で原画13枚を飾っている。
Tシャツやシールなど沼津限定グッズも販売。近くキン肉マン消しゴムのガチャガチャを設置する。館長にはプロレスラーのミノワマンZさんが就任した。
入場料は大人千円、中高生700円、4歳以上500円。営業時間は午前10時から午後6時まで。水曜日休み。