全国コンクール一枚写真の部 清水町の広報誌、初入選 柿田川の自然と児童撮影

 清水町が発行する「広報しみず」の昨年6月号の表紙写真がこのほど、全国の自治体や団体の広報作品を審査する2024年全国広報コンクール「広報写真一枚写真の部」で入選した。同町の入選は初という。

入選した広報誌の表紙を紹介し喜ぶ石渡さん(右)ら=清水町の清水小教材園
入選した広報誌の表紙を紹介し喜ぶ石渡さん(右)ら=清水町の清水小教材園

 表紙写真は柿田川のほとりに設置されている自然観察園「清水小教材園」で、小学生が川に足を付けて楽しむ様子を写した初夏らしい一枚。同町職員の石渡千尋さんが昨年5月、子どもたちの笑顔と迫力ある水しぶきを捉えた。新型コロナウイルスの5類移行直後の広報誌で、「コロナ禍の先にある町の未来を意識した。自然に触れる子どもたちの元気さを伝え、見た人が楽しい気持ちになってほしいと思った」という。
 同コンクール一枚写真の部には、全国から56作品が集まった。最優秀に当たる特選を除き、入選には同町を含む11作品が選ばれた。
 町は撮影場所の教材園を11日午後1~3時に一般開放する。雨天中止。
 (東部総局・日比野都麦)

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