本山茶 おいしさに驚き 観光客ら「静岡の魅力再発見」 芹沢銈介美術館(駿河区)呈茶サービス

 静岡市駿河区の市立芹沢銈介美術館は6日、来館者を新茶でもてなす「芹美で味わう静岡茶」を実施した。新茶の時季に合わせた5月開催は、2020~23年はコロナ禍で休止し、5年ぶりとなった。

日本茶インストラクター(左)から本山茶を振る舞われる来館者=静岡市駿河区の市立芹沢ケイ介美術館
日本茶インストラクター(左)から本山茶を振る舞われる来館者=静岡市駿河区の市立芹沢ケイ介美術館

 強いうまみを持つ市内産の本山茶の茶葉を使用。坪庭を眺められる館内の特別室で日本茶インストラクターらが丁寧に1杯ずつ呈茶した。茶のブランドや産地、魅力について解説しながら来館者に振る舞った。
 観光で訪れた埼玉県上尾市の町田海風さん(20)は「普段お茶はあまり飲まないが、予想以上に飲みやすくて驚いた。静岡の新たな魅力に気づけた」と満足した様子で話した。
 (社会部・赤池泰輝)

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