一芯三葉 小中学生が丁寧に茶摘み 清水区・両河内

 静岡市清水区の両河内小中の全児童、生徒約90人が8日、同校の茶園で茶摘みを行った。地域住民や保護者も加わり「感謝の気持ちを込めてきれいに摘もう」をスローガンに、昨年度より多い収量80キロ超えを目指して作業に励んだ。

茶摘みに挑戦する児童ら=静岡市清水区の両河内小中茶園
茶摘みに挑戦する児童ら=静岡市清水区の両河内小中茶園

 中学2年生がリーダーとなり、縦割りの4グループに分かれて実施した。初めて茶摘みを体験する小学1年生を上級生が指導するなど、異学年の交流を深めながら一芯三葉を守って丁寧に摘み取った。
 中学2年の百瀬櫂乎さん(13)は「天気もよく、摘みやすい気候でできた。お茶の匂いを感じた」と振り返った。茶摘みの体験は再編前の両河内中時代から30年以上続いている。

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