吉田IC周辺にバスターミナル 26年度以降 一般車両駐車場も

 吉田町は2026年度以降の完成を目指し、東名高速道吉田インターチェンジ(IC)周辺にバスターミナルを建設する。8日、町役場で開いた町政連絡会でバスターミナルのイメージ図を示すとともに、一般車両向けの駐車場を整備する方針を明らかにした。

バスターミナルの構想段階のイメージ図
バスターミナルの構想段階のイメージ図

 バスターミナルは同IC東側の県道島田吉田線を挟む形で整備する計画。敷地面積は計約1万3千平方メートルを見込む。しずてつジャストライン特急静岡相良線や、富士山静岡空港行きのバスなどの発着点を集約する。一般車両向けの駐車場、送迎車両用のスペース、待合空間も設ける。
 町は24年度一般会計当初予算に、詳細設計関係の費用1650万円を盛り込んでいる。用地取得を含めた総事業費は未定という。
 防災とにぎわい創出を両輪で進める町の「シーガーデンシティ構想」の一環。町はICの交通拠点機能強化を進め、交流人口の増加と町民の利便性の向上を目指す。
 (榛原支局・沢口翔斗)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞