静岡市街地から車で1〜2時間！“オクシズ”井川湖周辺の楽しみ方をご紹介します
湖畔エリア
井川湖訪問の起点となる大井川鉄道井川駅から巨大な井川ダムを横目に少し歩くと、井川湖畔の遊歩道「廃線小路（こみち）」の入り口に到着します。かつてダム建設のために列車が行き来した線路が残り、ノスタルジックな雰囲気が満点。映画の登場人物になったような気分を味わえます。
市役所井川支所がある本村地区までは約5キロの道のりで、小路の先には「夢の吊（つ）り橋」や「井川大仏」といったスポットもあります。
散策に疲れたら帰路は無料の井川湖渡船で井川ダム近くまで戻ることができます。本村地区の船着き場からは遊覧船（無料、要予約）も運航されていて、井川湖の中ほどにある井川大橋辺りまで湖上からの眺めを楽しめます。
井川自然の家
井川湖南東側の山中にある「南アルプスユネスコエコパーク井川自然の家」の周辺は、全長4～30キロの4つのトレイルランニングコースが設定されています。
監修したのは日本屈指の山岳レース「トランスジャパンアルプスレース（TJAR）」を4連覇した市消防局職員の望月将悟さん。樹林帯や草原、展望スポットなど変化に富んだコースで、初心者から経験者まで、幅広い層が挑戦できます。利用の際は同自然の家事務所に申し出が必要になります。
リバウェル井川スキー場
標高約1400メートルに位置するリバウェル井川スキー場。県中部唯一のスキー場で、冬季だけでなく夏季営業（10月29日まで）も行っています。ゲレンデに特殊なマットを敷き詰め、通常のスキー板でも滑走が可能です。南アルプスや富士山などの大パノラマを眺め、爽快な滑りを満喫できます。
このほか、日帰り入浴や宿泊ができる市営の「南アルプス赤石温泉白樺荘」、「南アルプス井川オートキャンプ場」といった施設もあります。連日の猛暑で疲れがたまったら、標高が高く涼しい風が吹きわたる井川湖周辺で1日を過ごしてみては。
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