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静岡新聞生活報道部

星がきれいな冬。星空の楽しみ方を紹介します!

暖冬とはいえ、やはり夜は寒い。つい体を丸めて下ばかり見てしまいますが、ふと空を見上げると美しい星空が広がっています。126日付の静岡新聞「しずおかアウトドアファン」では、県内の観望会で聞いた星の楽しみ方を紹介しました。

プレアデス星団(すばる)、2022年11月撮影、浜松市天竜区(町田謙吾さん提供)

星を見るつどい

望遠鏡をのぞく子どもら


11月中旬に浜松市浜北区の浜名小で開かれた「星を見るつどい」を訪れました。毎年この時期に開催していて、今回で45回目という歴史ある行事です。親子200人が参加し、秋~冬の星座を勉強したり、望遠鏡をのぞいて月や惑星を眺めたりしていました。星にちなんだ音楽の生演奏もあり、優雅なひと時を過ごしました。

星座の楽しみ方

秋の星座を学ぶ親子


冬の空を見てもオリオン座しか分からない・・・。そんな方が多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。参加者に星空を案内していた浜北少年科学クラブの指導員に星座の楽しみ方を聞くと、「まずは秋のぺガスス座、冬のオリオン座のように代表的な星座を覚えること」と答えが返ってきました。一つ星座を覚えたら、次はその隣の星座を覚える。それを繰り返すうちにどんどん自分の中の星座の世界が広がっていくようです。

天文台に行ってみよう

木星、2023年11月撮影、静岡市清水区(山田昇さん提供)


県内各地には県天文研究会が静岡市の委託を受けて運営している清水船越堤公園内の星の広場天文台(同市清水区)をはじめ、行政や民間団体が設置、運営している天文台があります。ディスカバリーパーク焼津天文科学館(焼津市)、浜松市天文台(同市南区)、月光天文台(函南町)などは定期的に観望会を開催していて、気軽に参加できます。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

静岡新聞社編集局生活報道部が、日々の暮らしを彩るアウトドアや料理、健康などに関する話題をお届けします。紙面未掲載の記事や写真もお楽しみください!

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