LIFEライフ

静岡新聞生活報道部

心も体もほっこり。「たき火」の火おこしのコツや炎の楽しみ方をご紹介します!

今年は季節外れの暑さが続いていますが、秋の深まりとともに朝晩は冷え込むようになってきました。そんな時期のキャンプで存在感が高まるのが、心も体もほっこり温まるたき火。11月8日付の静岡新聞「しずおかアウトドアファン」は、「じか火」OKで人気の伊豆市のキャンプ場「CAMP BEAN(キャンプビーン)」で火おこしのコツや炎の楽しみ方を聞きました。

まずは準備から


本格的にたき火をするには、道具や材料をそろえる必要があります。メインの燃料となる太い薪はアウトドア用品店やホームセンターなどで1束数百円程度で購入できるほか、キャンプ場によっては敷地内で拾い集めてよい施設もあります。たき付け用にはマツやヒノキの樹皮、枯れ草、ほぐした麻縄などを用います。太い薪はおののほか、ナイフと木づちを組み合わせて割る方法などがあります。キャンプ場は芝生の保護などのため、じか火禁止の施設も多いのでルールに合わせてたき火台やたき火シートを使います。

着火のポイント


着火の準備に取りかかります。棒状の針葉樹をナイフで薄く削ってカールさせ、毛玉のような形にした「フェザースティック」は焚き付けの選択肢の一つ。手作りの楽しみに加え、上手に火が付けば満足感も大幅にアップします。

太い薪は使いやすく均一な太さになるよう、あらかじめ割っておきます。

火おこしの際は、燃えやすい焚き付け用の樹皮や枯れ草などを下に敷き、その上に小枝など細めの薪を井桁や立てかけるように組んでおきます。

枯れ草か麻縄、フェザースティックなどにライターやマッチの炎、メタルマッチの火花で火をつけて薪の下部から投入し、燃え広がるのを待ちます。

じっくり火と向き合う


炎が立ち上がってきたら、太めの薪を少しずつ加え火を育てていきます。薪は火がつきやすい針葉樹と火持ちする広葉樹があり、状況に応じて使い分けるとよいそう。秋の夜長に炎がゆらめく様子を見るのは格別です。たき火を終えたらキャンプ場のルールに従って、灰や炭、燃え残りの薪などを確実に処理します。

静岡新聞社編集局生活報道部が、日々の暮らしを彩るアウトドアや料理、健康などに関する話題をお届けします。紙面未掲載の記事や写真もお楽しみください!

あなたにおすすめの記事

RANKING