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子供と楽しむクリスマス絵本ベスト3は?「店長さーん!お薦めの本、教えてください」。書店店長が推す不滅のロングセラー

静岡新聞社の出版部で営業を担当しているアッキーこと秋田です。もうすぐ12月24日のクリスマスイブ。子どもたちがプレゼントを楽しみにワクワクする時期がやってきました。

今回は「店長さーん!お薦めの本、教えてください!」と題して、クリスマスに読みたい絵本ベスト3と、おまけ情報として「子育て世代にぜひ読んでほしい1冊」を江崎書店袋井店の新村英希店長に教えていただきました。※価格は全て税込み
 

「まどから おくりもの」 五味太郎(文・絵) 偕成社


サイズ:230mm×240mm、36頁、1100円

【ストーリー】
あわてんぼうのサンタさんは、窓から見える一部分だけを見て、家々にクリスマスの贈り物を置いていきます。ページをめくるとサンタさんが思っていた届け先とは違う動物の姿が! 穴開き仕掛け絵本の楽しさいっぱいで思わず笑みがこぼれます。

【店長のお薦めポイント】
読み手の想像を裏切る動物の絵が登場し、そのギャップに驚きます。子どもが好きな「くり返し」が人気の秘密。仕掛け絵本のロングセラーです。
 

「100にんのサンタクロース」谷口智則(文・絵) 文溪堂

サイズ:272mm✕196mm、32頁、1650円

【ストーリー】
舞台は100人のサンタクロースが暮らすまち。個性豊かな100人のサンタはみんなが楽しみにするクリスマスの準備で大忙し。実はサンタには贈り物を配り終えた後にサンタたちだけのお楽しみがあるのです。

【店長のお薦めポイント】
サンタクロースを100人数えてみてください。それぞれの表情など一度数え始めるとどのサンタも気になります。お子さんと一緒に大人もはまる1冊です。
 

「クリスマスのかくれんぼ」いしかわこうじ(文・絵) ポプラ社


サイズ:160mm×160mm、32頁、1210円

【ストーリー】
大人気!「これなあに?かたぬきえほん」のスペシャル版。ツリーやトナカイなど、クリスマスを彩るさまざまなものや動物がたくさん登場します。

【店長のお薦めポイント】
ゆきだるまやツリー、サンタクロースと、クリスマスにちなんだ絵がページをめくるたびに次々と登場します。「次は何かな~」と親子で当てっ子するのも面白いですし、絵を眺めているだけでもクリスマスに心躍る絵本です。

続いて、店長が「子育て世代にぜひ読んでほしい」とお薦めする一冊も教えてくれました。それがこちらです。これから親になる人、現在子育てに奮闘中の人、産んでくれた親に想いをはせる人、それぞれの心に響く内容です。
 

「ちいさな あなたへ」アリスン・マギー(文)、ピーター・レイノルズ(絵)、なかがわちひろ(訳)主婦の友社

サイズ190mm✕200mm、40頁、1320円

【ストーリー】
わが子への愛情と想いをつづった絵本。祖母から母へ、母から子へ、その愛情の連鎖を描きます。

【店長のお薦めポイント】
母から子へ、またその子どもたちへと連綿と繋がっていく“愛のバトン”を詩的な文章で描いています。親から子へ、子から親への贈り物としても高い支持を得ています。

本を紹介してくれた新村英希店長   

江崎書店袋井店 
住所:袋井市川井美作1416-4
電話:0538−42−9100 

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