書店で大人も脳活! 谷島屋富士店が1/27(土)「絵本よみきかせ会」開催! 12 月の様子を見学しました。
人気が定着。書店での「絵本の読み聞かせ」
最近、親子向けのイベントで「絵本の読み聞かせ」が多く開催されるようになりましたね！県内の書店でも定期的に開催しているお店が結構あって、人気の定着ぶりが伺えます。今回は、富士市の谷島屋富士店で先日開かれた「絵本よみきかせ会」の様子を紹介します。同店では来年の開催も決まっており、1月27日（土）に開かれます。行ってみたいと思っていた方の参考にしていただけたらうれしいです。
高校生とのコラボ棚や雑貨、文具など。谷島屋富士店は楽しみ方いろいろ
店内に入るとドーンと大きな書棚がお出迎え
師走の12月23日（土）、富士市柚木の谷島屋富士店にお邪魔しました。こちらは2020年にオープンした比較的新しい書店で、入口から店内に入ると大きな書棚に圧倒されます。地元高校生が推薦する書籍コーナーのほか、雑貨や文具、衣料品のコーナーもあり、「いつ来ても常に発見のある店舗づくりを心がけています」と話す杉田貴彦店長の言葉にうなずけます。
キッズスペースは絵本の種類が充実しています。クリスマス直前の週末とあって、店内にはお母さんとお子さんが絵本を選ぶ微笑ましい姿がありました。「絵本よみきかせ会」はこのキッズスペースで開催されました。
開始時間の午前11時、５組ほどの親子がキッズスペースに集合。にぎやかなムードの中、会が始まりました。中にはお母さんに抱っこされた小さなお子さんの姿も！
テーマは「クリスマスとお正月」。上の写真にある5冊について、絵本専門士の資格を持つJPIC読書アドバイザーの方と谷島屋のスタッフさんが30分ほどお話しをしてくれました。
ちなみに皆さんは「絵本専門士」をご存知ですか？ 絵本に関する知識と読み聞かせの高い技術などを備えた絵本のスペシャリストに与えられる資格なんですって。イベントやワークショップなど活躍の場が広がっているようです。
今回、印象に残った絵本は3冊目の「ねずみくんのクリスマスのおうちさがし」（作：レベッカ・ハリー 訳：木原悦子 世界文化社）でした。
クリスマスまでに家を探さなくてはいけないねずみくんが森の中を歩いていると、うさぎ、きつね、くまなど困っている動物に遭遇し、助けてあげます。すると、動物たちからねずみくんにサプライズプレゼントが…という、クリスマスらしい心温まるお話です。
その他にも、クリスマスツリーや少し珍しいサンタさんの物語など、クリスマスならでは本のお話の後、お正月にちなんだ「じゅうにしのはなし」（作：スギヤマ カナヨ ひかりのくに）の読み聞かせが披露されました。
始まる前はぐずっていた小さな子供も、いざお話が始まると泣き止んで、絵本を食い入るように見ていたのが印象的でした。
子供の脳の発達にいい読み聞かせ。大人の「脳活」にも良さそう！
「絵本は子どもたちの好奇心や想像力をかき立てるストーリーが多く、読み聞かせは脳の発達にもいい影響があるので、ぜひご家族でご参加ください」と杉田貴彦店長。50歳半ばの私も新鮮な気持ちで絵本のプロによるお話や読み聞かせを楽しませてもらい、「脳活」にもなりました。
慌ただしい日常の中で大人の皆さんもちょっとひと休みして、ご夫婦で、またはお子さんと、もちろんお一人でも、素敵な絵本の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
■谷島屋富士店 次回の「絵本よみきかせ会」
日 時：2024年1月27日（土）午前11時から30分程度
参加費：無料
申込み：不要
会 場：谷島屋富士店キッズスペース
静岡県富士市柚木404-1
0545-30-6373
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