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書店で絵画鑑賞しませんか?豊富な画材も大人気のBOOKアマノ布橋店/浜松 【週末は書店に行こう!】

こんにちは。静岡新聞社出版部の営業担当アッキーこと秋田です。静岡県内の書店をめぐり、話題のお店、注目イベント、店員さんのイチオシ本等を紹介するコーナー「週末は書店に行こう!」です。今回はちょっと珍しい書店を紹介します。


こちらは浜松市中央区布橋にある「BOOKアマノ布橋店」さんです。店舗は2021年7月に板屋町から移転オープンし、売場が拡大しました。1階はたくさんの本が並ぶいわゆる普通の本屋さんの光景が広がっているのですが…


2階に行くと画材用品コーナーがあるんです。絵具や筆、キャンパスなど、初心者からプロユースまで品揃えも豊富。画材を求めて多くの人が買いに来られます。

静岡県内で、これほどたくさんの画材を扱った書店は他にはないと思います(もしあったらすいません)。
そして、画材コーナーのある2階へ上がる階段の壁面や1階部分のスペースでは、プチ作品展などを開催しています。

私が訪ねた時は、浜松学芸高美術コースの生徒さんたちの作品展が開催されていました(4月25日で終了)。どの作品も力作ばかりで、絵画にあまり興味のない私も見入ってしまいました。

それぞれ見ていくと作品名と作者名、使用した画材などを分かりやすく説明しています。作品に対する思いを綴ったコメントも記載され、作品への関心を一層引きます。  

なぜ画材を取り扱うように?

それにしても書店でなぜ、画材を販売しているのでしょうか。
店長の杉村俊治さんは、「画材を取り扱う店が県内でも少なくなってきていますが、近隣には学校の美術部さんや絵画教室がたくさんあります。画材への需要は十分あると考え、ぜひ取り扱って欲しいという声にお応えすることになりました」と話してくれました。

5〜6月はイラストレーターの作品展を開催

浜松学芸高のほか、これまで市内中学生の作品や地元絵本作家の作品展、そのほかワークショップ等を開催。作品展示やイベントは随時募集しているそうです。

今後は5月3~19日にイラストレーター・マツノユウヤさんの作品展、5月20~6月28日はイラストレーター・えだむらかつみさんの作品展とポストカード販売会が開かれます。近くに行った時はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■BOOKアマノ布橋店
住所:浜松市中央区布橋1-15-3
電話:053-489-3800

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