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アットエス編集部

【大やきいも】これぞ昭和!まるで親戚の家!? 未来に残したい昔ながらの軽食屋さん/静岡市

おなかも心も満たされる!100年以上続く焼き芋やおでんの名店


静岡市葵区、駿府城公園を北東に進んだ場所に位置する“THE・昭和”な雰囲気が目を引く「大やきいも」。メニューは焼き芋のほか、おでんやおにぎり、大学芋などがそろい、アットエス編集部内でも昔から知る人が多く、たびたび話題に上っています。

そこで、昭和歌謡や古着などレトロなものの魅力にハマっている平成生まれのアットエス編集部員が、プライベートでお店に立ち寄ってみました!

お店に入ると、まずはぐつぐつ煮込まれたおでんがお出迎え。どれにしようかな、と思う間もなく、店員さんが「いらっしゃい。うちは初めて?おでん、どれにする?」と気さくに声をかけてくれました。

今回は牛すじと糸こんにゃく、黒はんぺんを注文。だしが染み込んだしっとりやわらかい口当たりで、心まで温まりました。

ぽってりしたフォルムがふっくら可愛い。おにぎり



いつもコンビニで買っているスタイリッシュな三角おにぎりも悪くはないけれど、このぽってりとした丸いフォルムにはなんともいえない愛らしさを感じます。しっかり味のついた鮭が甘いお米と相性ぴったりで、満足感も抜群です。

締めのデザートは大学芋!


周りの人が頼んでいるのを見てついマネして追加注文した大学芋。「食べ切れなかったら持ち帰ってもいいからね」と店員さんがやさしく声をかけてくれましたが、あっという間にぺろりと完食しました(笑)。

店名の由来にもなった名物・焼き芋はホクホク!


締めのデザートを大学芋で飾ったつもりが、帰る頃にはすっかりお店のファンになってしまった筆者。「これは名物の焼き芋も食べないわけにはいかない!」と思い立ち、会計時にレジ横にあった焼き芋をテイクアウトしました。店名の由来にもなった大釜で焼く焼き芋は、100年以上の歴史があるそうです。

普段は今はやりのねっとりとした味わいが特徴の「紅はるか」が並んでいるそうですが、この日は偶然「紅あずま」が入荷していました!

お店を出た後、昼下がりの駿府城公園でいただきました。昔ながらのホクホク系ですが、喉が渇くようなパサパサ感はなく、食べやすい焼き芋です。少し塩気を感じる外側と、甘さのある中身のバランスがGOOD!またお店に行ったときには、「紅はるか」もぜひ味わってみたいと思います。

店内は若い男女から家族連れ、お年寄りまで幅広い年代の方でにぎわっていて、有名人のサインもズラリ。本当に多くの人に愛されているお店なんだなと実感しました。

「いつもありがとう」「あれ、お姉さん、前も来てくれたよね?」。わずか30分ほどの滞在の中でも、そんな会話がチラホラ聞こえました。どうやら常連さんも多いようです。手際の良さの中にも確かな思いやりと温かさを感じる接客で、初めて来たにもかかわらずまるで親戚の家に来たような気分になりました。

夏にはかき氷もあるそうなので、季節を通して楽しめそう!ぜひまた行ってみたいと思います。

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大やきいも
住所:静岡市葵区東草深町5-12

(文・写真:アットエス編集部 花島瑞希)

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