茶況(8月5日)茶振興題材 講座を開講 袋井市、静岡理工科大

 袋井市と静岡理工科大(同市豊沢)はこのほど、茶振興を題材とした地域学講座を開講した。学生が生産現場のフィールドワークなどを通じて茶業への理解を深め「茶とコト消費の組み合わせによる需要拡大」につながるアイデアを提案する。

番茶作りを体験する学生ら=袋井市
番茶作りを体験する学生ら=袋井市

 22人が参加し、観光資源としての利活用、SNSでの情報発信などのテーマで検討する。初日は茶の関連事業を手掛ける実業家の講演が行われ、2日目は市内茶農家を訪問。茶園見学や茶摘み、番茶作りなどを体験した。
 講座は25日までの4日間。最終日は茶業関係者や市職員らに検討結果を提言する。

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