優しい雰囲気の原画並ぶ 三島の絵本作家えがしらさん 清水町

 三島市在住の絵本作家えがしらみちこさんの作品「あきぞらさんぽ」の原画展が29日、清水町立図書館で始まった。11月29日まで。

絵本「あきぞらさんぽ」の原画が並ぶ展示=清水町立図書館
絵本「あきぞらさんぽ」の原画が並ぶ展示=清水町立図書館

 10月27日からの読書週間に合わせ、地元の作家に親しんでもらおうと企画された。同作品はえがしらさんの「おさんぽシリーズ」(全5種)の一つで、主人公の女の子が秋の自然の中を散歩するストーリー。柔らかく優しい雰囲気の原画17枚が並ぶ。
 同図書館は開館3年目で、原画展の開催は初めて。企画した司書の秋田桂輔さん(37)は「本物の原画を見るという体験を通して絵本を好きになるきっかけにしたい。今後も地元の作家さんとの企画をしていけたら」と話す。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞