茶況(12月16日)世界の茶文化 実演交え紹介 袋井で多彩な催し

 世界の茶文化の魅力を紹介する「袋井お茶大文化祭」(松下コレクションを活かす会、晩茶研究会主催)がこのほど、袋井市の茶ピアで開かれた。晩茶をテーマとした多彩な催しが行われた。

県内外の生産者が自慢の茶を販売した「BANCHAマーケット」=袋井市の茶ピア
県内外の生産者が自慢の茶を販売した「BANCHAマーケット」=袋井市の茶ピア

 「BANCHAマーケット」では、県内外の生産者13軒が出店。同市の菩提酸茶をはじめ高知県の碁石茶、奈良県の天日干し釜炒り茶など自慢の晩茶を販売した。袋井市茶手揉保存会による紅茶の手もみ実演や寒茶作りの体験会などもあった。
 晩茶に関する取り組み事例の発表が行われたほか、日本茶業中央会会長で衆院議員の上川陽子氏が今後の茶業の展望などについて講演した。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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