茶況(3月10日)茶業 経営安定へ 取り組みを共有 JA遠州中央が大会

 JA遠州中央は、茶振興大会を袋井市の茶ピアで開いた。新茶期を前に、管内の茶業関係者約50人が安定的な農業経営に向けた取り組み方針などを共有した。

品評会で入賞したとして表彰を受ける生産者=袋井市の茶ピア
品評会で入賞したとして表彰を受ける生産者=袋井市の茶ピア

 JAの担当者が昨年の荒茶生産や販売、流通の情勢を報告し、2023年度の振興施策として茶業の担い手育成や各種品評会への積極的な参加を挙げた。茶業部会委員会の大石顥委員長は「摘採適期を心がけ、良い茶が生産できるように一致団結をお願いしたい」とあいさつした。
 昨年管内で開かれた品評会や共進会などで最高賞を受賞した生産者への表彰も行われた。

 

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