茶況(9月7日)原田支部の鈴木さんV 掛川で闘茶会 団体も原田支部

 JA掛川市茶生産委員会(杉本樹彦委員長)はこのほど、茶の外観や味から生産地などを当てる闘茶会を同市千羽のJA茶業研修センターで4年ぶりに開いた。団体は同委員会原田支部、個人は同支部の鈴木孝之さんが優勝に輝いた。

茶の外観から産地を推察する出場者=掛川市千羽
茶の外観から産地を推察する出場者=掛川市千羽

 茶の鑑定技術を磨き、生産に役立てるための恒例行事。市内4カ所で生産された荒茶と有機栽培された荒茶、つゆひかりやさえみどりなど5種の品種茶が用意され、管内の茶農家ら約50人が見た目や香り、味などで産地や品種を推察した。
 個人優勝した鈴木さんは「市内の深蒸し茶を比べるため難しかった。水色や香気などからほんの少しの違いを見極めた」と振り返った。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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