⚾磐田東 赤堀監督初陣飾る 春季高校野球静岡県大会2回戦

円陣を作り選手に声をかける磐田東の赤堀監督(左手前から2人目)=浜松球場(浜松総局・山川侑哉)
▽2回戦(浜松第1試合)
静岡学園00000―024022x―10磐田東
(5回コールド)▽三塁打 吉沢、堅持(磐)▽二塁打 白石(静)原、堀場(磐)
▽試合時間 1時間21分
静岡学園―磐田東 1回裏磐田東1死一、二塁、吉沢が先制の2点適時三塁打を放つ=浜松球場(浜松総局・山川侑哉)

 【評】磐田東が静岡学園に五回コールド勝ちした。
 磐田東は初回1死一、二塁で吉沢が適時三塁打を放ち2点を先制。二回は鈴木、寺田、堀場の3連打を含む5安打などで4点を追加した。主戦寺田は被安打3、6奪三振の好投で完封した。
 静岡学園は投手陣が相手の勢いを止められなかった。

今春センバツVの健大高崎から就任 13安打10点 コールド  打っては13安打10得点、守りでは主戦寺田が無失点投球。磐田東が静岡学園を攻守で圧倒し、健大高崎(群馬)でセンバツを制した直後に就任した赤堀監督の初陣を完勝で飾った。記念すべき1勝に指揮官は「子どもたちがよくやってくれた」と喜びをかみしめた。
 初回に2点適時三塁打を放ち、猛攻の口火を切った吉沢は「チャンスをつくってくれたので、応えられて良かった」と満足げ。新体制のチームに「ボールを見極め、甘い球を仕留める意識が共有できている」と手応えを語った。
 監督として初めて臨む公式戦で、普段通りの野球に徹したという赤堀監督。試合前は「失敗を恐れず、練習の成果を出そう」と選手を送り出した。上々のスタートを切り「夏に向けて一つでも多く収穫のある試合をしたい」と見据えた。
選手に声をかける磐田東の赤堀監督(右)=浜松球場(浜松総局・山川侑哉)
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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