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歩けば心も晴れる青空市!毎月1回七間町で開催されている青空市を取材してきた。

地域クローズアップ 七間町と周辺


毎月第3土曜日に、七間町通りのARTIE(アルティエ)から静岡東宝会館付近で開催されている『青空市(あおぞらいち)』。取材当日は天気も良く、開始時間の11時から多くの人でにぎわいを見せていた。

青空市は、七間町にあった美容室ミルソンズポイント(現在は小鹿に移転)の宮崎さんと松井さんの2人で始めた市だそうだ。当初3軒だった出店数は年々多くなり、今では40前後の店舗が並んでいる。

元々、地元の野菜などを扱う店が多かったが、今ではコーヒーやお菓子などを売る店も加わりバリエーション豊かになったという。中には、大きなアユの塩焼きを売る店や、その場で玉子焼きを作って売っている店も。

いろいろな場所で、お客さんと出店者の人たちが楽しそうに話している様子が見られ、活気のある市という印象だ。子育て世代にも楽しんでもらいたいと、子どもが遊べるスペースも用意している。

また、ビーズでストラップを作ることができる店や、以前は七間町にあったというアクアリウムミクロでは、お手頃な価格で金魚すくいができるなど、子どもたちが楽しめる店もある。

青空市実行委員会の方々

運営は、10周年を迎えた際に、宮崎さんたちから現在の青空市実行委員会に引き継がれた。“七間町を盛り上げたい”という思いも受け継いだ実行委員は、商店街の若い世代が中心となり活動している。出店する店舗も、これまでなかったものを販売する店を加えるなど、より魅力ある市になるように試行錯誤を繰り返しているという。

また、県が主催する福祉事業所が作った農作物や加工品を販売する『ノウフクマルシェ』と共催したり、七間町の空き店舗の見学ツアーを同時開催したりするなど、青空市と連動した新しい取り組みにも力を入れているそうだ。

近年、周辺にマンションが多く建ってきたことで、地域コミュニティーを担える場所としての期待が高まる七間町。「青空市を通して商店街や人を知ってもらうことで、七間町が日常的に通う場所になり、何気ない時に集まることができる“広場”のような所になってほしい」と実行委員の面々は話す。

地元の人たちも楽しめる場所、そして七間町を知る入り口にもなる青空市。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。

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■青空市
開催日時:毎月第3土曜日 11:00~16:00

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静岡と静岡に住む人を結ぶフリーマガジンです。タイトルは、「すろーらいふ」「ローカル」「カルチャー」の3つを組み合わせた造語。地元静岡を舞台に、文化を掘り起こし、すろーらいふ=その人らしく充実した愉しい生活のヒントを発信しています。特に『地域クローズアップ』では、お店や企業の情報に加え、その地域ならではの話題を独自取材。ぜひご注目を。

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