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静岡新聞教育文化部

【S・J・クラークソン監督「マダム・ウェブ」】20年前の米国の風景がよみがえる選曲

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、静岡市葵区のシネシティザートほかで2月23日から公開中の、S・J・クラークソン監督「マダム・ウェブ」。

マーベルコミックスのキャラクターを主人公にした新シリーズ。米ニューヨークで救命士として働くキャシー・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)を軸に、彼女が未来を見る力を得る経緯、将来「能力者」に育つことが示唆される少女3人を救うさまを描く。「スパイダーマン」諸作との連環や因果関係に思いをはせつつ鑑賞。2000年代前半の米国を想起させる楽曲の数々がまぶしい中、ラストの大名曲の演者がアイルランド系なのが興味深い。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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