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⚾東海大翔洋「笑顔で日本一」次こそ 創部4年目準V、確かな成長【全国高校女子硬式野球選抜】

 7日に東京ドームで決勝が行われた第25回全国高校女子硬式野球選抜大会。初優勝を目指した東海大翔洋は神戸弘陵に敗れ、惜しくも準優勝だった。同好会としての活動も含めて発足わずか4年でたどり着いた決勝の舞台。当時、3人でスタートしたチームが確かな成長の跡を残した。

スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤美咲さん、中村めいさん、岡村妃菜さんら=東京ドーム
スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤美咲さん、中村めいさん、岡村妃菜さんら=東京ドーム
スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤さん、中村さん、岡村さん=東京ドーム
スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤さん、中村さん、岡村さん=東京ドーム
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
全国高校女子硬式野球選抜大会決勝観戦のため、東京ドームを訪問された秋篠宮家の次女佳子さま=7日午後、東京都文京区
全国高校女子硬式野球選抜大会決勝観戦のため、東京ドームを訪問された秋篠宮家の次女佳子さま=7日午後、東京都文京区
スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤美咲さん、中村めいさん、岡村妃菜さんら=東京ドーム
スタンドから後輩たちに声援を送る1期生の(前列右から)斉藤さん、中村さん、岡村さん=東京ドーム
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る東海大翔洋の応援スタンド=7日午後、東京都文京区の東京ドーム(写真部・小糸恵介)
全国高校女子硬式野球選抜大会決勝観戦のため、東京ドームを訪問された秋篠宮家の次女佳子さま=7日午後、東京都文京区

 2020年春、同好会として発足。斉藤美咲さん(19)、岡村妃菜さん(19)、中村めいさん(19)の1期生3人は翌年の創部を見据え、練習に励みながら基盤づくりに奔走した。翌春に新入生26人が加わり女子硬式野球部が誕生した。
 掲げたスローガンは「笑顔で日本一」。1本の安打、一つのアウトを全員で喜び、ピンチには人さし指を両頰に当てて励まし合った。初代監督に就任したのは翔洋中、高の男子野球部でも指揮を執った弓桁義雄監督(60)。前身の東海大一中時代は全国制覇も果たした実績のある指揮官が言う。「以前は勝たなければという思いが強かった。でも野球は楽しくやらないと。スポーツとはそういうものだと彼女たちから教えられた」
 野球未経験だった部員も在籍し、全員が同じ練習をこなす。その中で一人一人が勝利のためにできる自らの役割を見つけていった。主力として、裏方として。それぞれが目的を持ち、楽しみながら努力を継続したことでチームは飛躍した。
 翔洋の名を全国にとどろかせた今大会。スタンドから見つめた初代主将の斉藤さんは「最上級生が1年生だった時を知っているので、強くなったなと感じる。チームに入ってくれて、一緒に戦ったメンバーがこうして東京ドームに連れてきてくれたことがすごくてうれしい」と後輩たちに感謝した。
 (運動部・吉沢光隆)

佳子さま観戦 東京ドーム
 秋篠宮家の次女佳子さまは7日、東京都文京区の東京ドームを訪れ、全国高校女子硬式野球選抜大会の決勝戦を観戦された。
 東海大翔洋と神戸弘陵(兵庫)が対戦し、佳子さまは貴賓室から試合を見守った。選手がヒットを打つと、拍手を送った。
 佳子さまは2023年も同大会に足を運んでいる。
 (共同)

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