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伊豆市・フィッシングパークＴＯＩ　大破から「復活」　昨年強風と高波被害　２６日営業再開

大仁支局　小西龍也

　伊豆市の土肥湾上の釣り堀「フィッシングパークＴＯＩ（土肥）」が、昨年１月の強風と高波で壊れた施設の復旧工事を終え、２３日に同所で竣工（しゅんこう）式を開いた。２６日から営業を再開する。

２６日に営業を再開する「フィッシングパークＴＯＩ」＝伊豆市八木沢

　伊豆漁協関係者らが玉串奉奠（ほうてん）などを行った。釣り堀を管理する同漁協土肥支所の鈴木雅俊運営委員長は「大型連休もあるので、多くの方に釣りを身近に感じてほしい」と話し、「伊豆市に海は土肥地区にしかない。観光客にも来てもらい、伊豆を盛り上げたい」と期待を寄せた。
　施設の修復には県、市から補助金を得たほか、クラウドファンディング、漁協組合員からも資金を募った。総事業費は約２３００万円という。
　約１０メートル四方の新しいフロート２基を浮かべ、それぞれに約６メートル四方のいけすを設置した。同漁協によると、大人１００人が同時に釣りを楽しめる。いけすにはタイとイサキ計約２００匹、アジ２千匹が泳いでいる。地元漁師が釣った重さ約５キロのタイもいる。
　釣り堀の営業時間は午前９時～午後４時（最終入場は午後３時）。料金は入場、竿（さお）、餌代込みで１５００円。釣り上げた魚は時価で買い取る。問い合わせは同支所＜電０５５８（９８）００７３＞へ。

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