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横浜で国際ボートショー、3月21日から ヤマハ発やスズキなど215社出展

 日本マリン事業協会(会長・渡部克明ヤマハ発動機会長)は21日、国内最大のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー2024」を3月21~24日に横浜市で開催すると発表した。最新のボート、ヨット、水上オートバイの展示や体験プログラムを通じてマリンレジャーの魅力を発信し、市場活性や家族連れを中心とした新規顧客層へのアプローチを図る。

横浜市で開催するインターナショナルボートショーをPRする渡部克明会長(中央)=21日午後、都内
横浜市で開催するインターナショナルボートショーをPRする渡部克明会長(中央)=21日午後、都内

 会場はパシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナ、八景島マリーナの3カ所。ヤマハ発やスズキなど215社が出展し、計165隻・台、総額170億円の製品を展示する。約15億円の高級クルーザーも見学できる。ボート免許や航海計器の知識を学ぶセミナーや、水難救助に使用するマリン商材の紹介などさまざまな企画を用意している。屋外では、セーリングや操船レッスンなど家族連れや子どもが楽しめる体験プログラムを実施。約5万人の来場を見込む。
 3月1日~5月31日はオンライン会場を開設し、221社が参加する。
 都内で記者会見した渡部会長は、コロナ禍のアウトドア志向で高まっていたマリン市場への関心は、旅行や対面型の娯楽に需要が戻ったことで陰りが見えていると説明。「初心に返り、新しいお客さまに興味を持ってもらう」と述べ、ボートショーを契機に体験機会の提供に力を入れていく考えを示した。
 (東京支社・山下奈津美)

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