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大谷の成績低下予想 合法賭博の参加者、米報道

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が、球団を解雇された元通訳の水原一平氏の違法賭博問題を受けて成績を落とすとの見方が、合法的なオンライン賭博の参加者に広がっている。米経済誌フォーブスが28日までに報じた。同誌は、大谷にとって、長年行動を共にした水原氏との決別が「精神的な打撃となる可能性がある」と分析している。

米大リーグ、カージナルス戦に臨むドジャースの大谷翔平=28日、ロサンゼルス(共同)
米大リーグ、カージナルス戦に臨むドジャースの大谷翔平=28日、ロサンゼルス(共同)

 フォーブス誌は、オンラインのスポーツギャンブルを取り扱う「ドラフトキングス」が対象とする大谷関連の賭博のうち、今シーズンを通じた本塁打数と打点の予想に注目。賭博問題が発覚する20日までは、本塁打が「38本以下」へ賭けた金額は全体の約半分だったのに対し、20日以降は87%に上昇したと指摘した。打点は「105以下」が77%から93%に増えたと伝えた。
 大谷はエンゼルスに所属した昨シーズン、44本塁打で日本人初の本塁打王に輝き、打点は95を記録している。
 大リーグ機構や内国歳入庁が水原氏の賭博問題を調べている。フォーブス誌は、大谷が出場停止で試合を欠場するか、問題の影響でパフォーマンスが低下するとみている賭けの参加者もいると分析した。

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