テーマ : 大リーグ

大谷、7年目で松井秀喜追い越す メジャー屈指の長距離打者

 ドジャースの大谷翔平は21日、松井秀喜が10年で積み重ねた数字を7年目のシーズン早々に追い越した。

メッツ戦の3回、先制の5号2ランを放ったドジャース・大谷。メジャー通算176号とし、日本選手の最多記録を更新した=ロサンゼルス(共同)
メッツ戦の3回、先制の5号2ランを放ったドジャース・大谷。メジャー通算176号とし、日本選手の最多記録を更新した=ロサンゼルス(共同)

 シーズンで30本塁打以上を記録したのは松井秀が2004年の1度だけだったが、大谷は昨季まで3年連続でクリアした。21年は46本、日本勢初の本塁打王に輝いた23年は44本とメジャーで屈指の長距離打者として地位を築いた。175号到達時のペースでは松井秀が4970打席目だったのに対し、大谷は2941打席目。約2千打席少なく、ハイペースで本塁打を量産した。
 同じ左打者だが、打球方向でもスタイルの違いが出た。記録サイトのベースボール・リファレンスによると175本のそれぞれの内訳は、松井秀が左中間から左方向に流し打ちしたのがわずか10本、右越えは111本と引っ張りの打撃で積み上げた。対照的に大谷は右越えが49本で、左中間から左方向には計44本。卓越したパワーと技術で広角にアーチを描いた。(共同)

いい茶0

大リーグの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞