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静岡県知事選いざ出陣! 各陣営が入念準備「県内くまなく回る」

 9日の静岡県知事選告示を翌日に控えた8日、元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)、共産党県委員長の森大介氏(55)ら各立候補予定者の陣営は、17日間の選挙戦に向けて遊説日程の調整やポスター発送準備などの準備に追われた。川勝平太知事の辞意表明から1カ月余り。新たな県政のかじ取り役を選ぶ“決戦”の火ぶたは、まもなく切られる。

知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内
知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内
知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内
知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内
知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内
知事選告示前に遊説などの準備に追われる立候補予定者の事務所スタッフ=8日午後、静岡市内

 静岡市葵区の大村氏の事務所には各種団体からの推薦状や「必勝」のため書きが壁一面に貼られ、臨戦ムードに包まれていた。支援者が次々と出入りし、遊説日程の確認や、選挙ビラの仕分け作業に当たった。
 陣営幹部は「最後までオール静岡にこだわり、各団体の立場を尊重しながら戦う。地域の濃淡なく、県内をくまなく回って課題を聞き、主張を訴えていく」と力を込めた。
 鈴木氏の陣営は7日夜に選対会議を開き、遊説日程の調整やポスター貼りの手配などを大方済ませた。葵区の事務所では8日、沼津市を皮切りに県内3カ所で開く出陣式や各地の人員配置などを入念に確認した。
 大型連休を返上して選挙準備を進めてきた陣営幹部は「支援団体や議員後援会などの力を借りて、県内全域で支持を得たい。特に東部、中部での浸透に力を入れる」と意気込んだ。
 森氏を擁立した共産党県委員会の事務所(葵区)でも約20人のスタッフが集まり、遊説日程を組んだり、選挙カーのメンテナンスを行ったりして選挙活動の態勢を整えた。森氏も街頭演説の訴えや、政見放送の原稿を練って論戦に備えた。
 選対部長は「川勝知事の辞職が早まり超短期決戦となったが、知事選への関心を高められるように訴えていきたい」と表情を引き締めた。
 知事選には、政治団体「個人の尊厳党」代表の横山正文氏(56)、アパート経営の村上猛氏(73)、コンサルティング会社社長の浜中都己氏(62)も出馬表明している。

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