テーマ : 清水エスパルス

⚽J2清水エスパルス-藤枝MYFC 13日リーグ初対決

 J2清水と藤枝の静岡県勢対決が13日、アイスタ日本平で行われる。両者は天皇杯での対戦経験はあるが、リーグ戦で相まみえるのは初めて。新たな歴史を刻む戦いの必勝を期し、両チームは12日に最終調整した。
清水 前節9ゴール大勝も引き締め photo03 藤枝戦に向けて最終調整する清水の選手たち=三保グラウンド
 清水は前節いわき戦でリーグ戦クラブ史上最多の9得点と大勝し、7試合負けなしとして7位に浮上。勢いを持って藤枝との戦いに挑む。
 秋葉監督は前節で1失点したことを反省材料に挙げ、今節への準備期間では守備の練習にも時間を割いた。「チャンピオンになるには守備力は重要」と高みを見据え、チームを引き締めてきた。
 好調の攻撃陣は準備万全。前節で3得点と躍動したFWチアゴサンタナは「やるべきことをやればゴールは生まれてくる。隙があればまたハットトリックを狙っていく」と意欲十分だ。
 MF西沢は藤枝との対戦を楽しみにする一人。筑波大の同期のDF小笠原、清水ユースで同級生だったDF鈴木とプロの公式戦で初めて対峙(たいじ)する。「不思議な感じ」と笑いつつ、チームとして「僕たちの力を見せつけないといけない。しっかりたたきたい」と意気込む。

藤枝 主力欠いても「負ける要素ない」 photo03 清水戦に向けた最終調整でパス回しを磨く藤枝イレブン=藤枝MYFCサッカー場
 「静岡の序列を変える」と言い続けてきた藤枝の須藤監督。連敗に加え、複数の主軸をけがで欠く苦境で初の県勢対決を迎えるが、「ハイプレスをかけ、ボールを保持して攻め続けたい。負ける要素はない」と言い切る。
 長期離脱したボランチ杉田主将に代わってピッチに立つのは大卒新人の平尾か小関になりそう。どちらも経験が浅いが、MF横山は「違う特長がある。近い距離でポジションを入れ替えてプレーし、ゴールに迫りたい」と得点をイメージする。
 前節までの3連戦で1分け2敗と勝ち点を伸ばせず12位に落ちたが、プレーオフ圏の6位とは勝ち点3差。大一番を前に婚姻届を提出したMF新井は「90分間集中して相手に流れを渡さず、ゲームをコントロールしたい」と決意を示す。
 DF鈴木は清水ユース出身。「楽しみしかない。相手が嫌になるくらいパスを回し、持ち味を出し切って勝ちたい」と人一倍の思いで決戦に臨む。

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