テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 終盤の先制点で山口下す サッカーJ2第30節

 明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、清水は山口に1─0で勝利した。

清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のオセフン(右)のパスから決勝シュートを決めたカルリーニョス(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のオセフン(右)のパスから決勝シュートを決めたカルリーニョス(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のカルリーニョス(右)が決勝ゴールを決める=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)
清水―山口 後半34分、清水のオセフン(右)のパスから決勝シュートを決めたカルリーニョス(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・坂本豊)

②アイスタ(清水2勝)▽観衆14386人  清水 14勝10分け6敗(52) 1(0―0 1―0)0 山口 7勝11分け12敗(32)
▽得点者【清】カルリーニョス(11)


 【評】清水は終盤に挙げた先制点を守り、山口を下した。
 序盤から好機をつくったが、ゴール前で崩しきれない場面が目立った。後半もあと一押しの展開が続いたが、34分に乾のスルーパスを起点にカルリーニョスが仕留めた。
 相手に反撃を許す機会は限られたが、ピンチはあった。前半40分に味方のパスミスから招いた場面は鈴木義が体を張りブロック。後半18分にも権田のセーブでしのぎ、3試合連続無失点を達成した。
 3連勝 試合運びに安定感  押しに押し、ようやくゴールをこじ開けた。攻め続けた清水は終盤に均衡を破り、3連勝を達成。アイスタ日本平では今季最多となった約1万4千の観衆の期待に応え、殊勲弾のFWカルリーニョスは「最後まで諦めないことが勝利につながった」と胸を張った。
 後半34分、自陣に下がって球を受けたMF乾が前線にスルーパスを送った。反応した途中出場のFWオセフンはオフサイドの網にかからず、タイミング良く抜け出す。最後は走り込んでいたカルリーニョスに渡り、確実にネットを揺らした。
 最終ラインの高い山口に対し、守備網の背後のスペースを突く狙いは練習で繰り返していた。押し込んでもパスやシュートの精度を欠く場面が目立っていたが、後半に狙いが結実。乾は「良いボールを出せた」とうなずく。
 3戦連続の1-0と、試合運びにも安定感が伴ってきた。後半の立ち上がりの失点を防ぐため、システムを変えて相手の反撃を封じる戦い方も徐々に浸透。DF高橋は「もう一度守備から入る形ができ、良い手応えはある」と話す。
 この日はDF山原が6月の天皇杯以来となる公式戦に復帰。3月に負傷した左足を天皇杯後に再び痛めて離脱していた左サイドバックは、果敢な攻撃参加で変わらぬ存在感を見せた。FWチアゴサンタナも8試合ぶりに先発に戻った。役者はそろい、次節は首位町田との直接対決に挑む。
 (市川淳一朗)

いい茶0

清水エスパルスの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞