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⚽清水エスパルス 新センターバックに名乗り 新加入のDF蓮川、走力と対人の強さが武器 鹿児島キャンプ

 昨季までの主力が移籍したJ2清水の新センターバックに、新加入のDF蓮川が名乗りを上げている。182センチとセンターバックとしては決して大柄ではないが、高い走力や対人プレーの強さが武器。「1年間けがをしないのが目標」とチームの主軸としてシーズンを通じた活躍を見据える。

守備の主軸を目指す清水の蓮川(右)=鹿児島ふれあいスポーツランド(写真部・坂本豊)
守備の主軸を目指す清水の蓮川(右)=鹿児島ふれあいスポーツランド(写真部・坂本豊)

 4バックで戦った4日のJ2山形との練習試合では左センターバックに入った。「お互いに信用してやれている」という右センターバックのDF高橋とともに積極的な守備を見せ、主力組が出場した70分間は無失点で切り抜けた。左サイドバックのDF山原やボランチのMF白崎とも「いい距離感でボールを動かせている」と連係の強まりを実感する。
 スペースがあれば機をみてドリブルで持ち上がり、攻撃に変化を加えられる。3バックになってもディフェンスラインの一角に入ることが想定される。「コミュニケーションの部分をもっと突き詰めればいい結果がついてくる」と選手間のさらなる融合を求める。
 昨季はJ2甲府でリーグ戦31試合に出場。アジア・チャンピオンズリーグの舞台にも立ち、経験を積んだ。「自分のプレーをしっかりやることが勝利につながる。J1昇格という経験ができれば今後のサッカー人生にもプラス」とチームを押し上げる覚悟をにじませる。
 (小沢佑太郎)
吉田 背中と言葉で引っ張る  ベテランDFの吉田がチームを引っ張る思いを強めている。「背中で見せることを継続し、言葉でも表現していく」と決意を語る。
 対人能力と豊富な経験が魅力の吉田。鹿児島キャンプでも、チーム最年長のMF乾らと積極的に声を出し、めりはりのある練習の雰囲気づくりに一役買っている。
 「もがいていたり輪から外れそうになっていたりしたらその選手を押し上げるのが自分の役目」と責任感十分。「キャンプは自然と選手同士の距離が近くなる。素顔や特徴を見ていきたい」と意欲を示す。

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