テーマ : 清水エスパルス

⚽藤枝MYFCー清水エスパルス 30日、静岡三国決戦【見どころ】

 J2藤枝と清水の静岡県勢対決が30日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。15位の藤枝はさらなる浮上、2位の清水はJ1自動昇格圏維持と首位猛追を期してぶつかる一戦。両チームは29日、最終調整した。

藤枝 歴史的1勝を 今季最後の静岡勢対決に決意
今季最後の三国決戦となる清水戦に闘志を燃やす藤枝イレブン=藤枝総合運動公園陸上競技場
 4連敗の後、ここ3試合1勝2分けで残留争いから一歩抜け出た藤枝は、憂いなく真っ向勝負を挑む。清水、磐田にはまだ未勝利で、須藤監督は「静岡の序列を変えると言い続けてきた。クラブ史に残る1勝になる」と今季最後の三国決戦に強い決意を示す。
 ミドルブロックを敷き柔軟に試合を進める戦い方が浸透しつつあり、先発は前節の布陣が基本になりそう。ボランチの水野は「いい守備からいい攻撃につなげる戦術がベース。サイドチェンジを意識し、長短の配球でボール支配率を上げたい」と大一番を見据える。
 水野とコンビを組む西矢は清水のキーマンMF乾を警戒。「攻守で隙を与えず、チームとして個人として仕事をさせない」とマッチアップを待ち望む。
 攻撃陣も調子は上向き。1トップ矢村と2シャドーの連係は試合ごと高まり、東京V戦から連発を狙うアンデルソンは「自分の最大限の力を発揮し、ゴールを決める」と誓う。
 (運動部・寺田拓馬)

清水 攻撃の崩しの改善図る 2戦ぶり白星へ
藤枝戦に向けて調整する清水の選手たち=三保グラウンド
 前節で連続無敗試合を14に伸ばし、クラブ新記録となった清水。今節で2試合ぶりの白星をつかみ、記録をさらに更新したい。
 引き分けた前節は3戦ぶりの無得点。今週は足元と背後への配球の使い分けを意識した練習を積むなど、攻撃の崩しの改善を図った。背後への抜け出しが光るMF中山は3試合ぶりの先発が有力。「チームのためにチャンスをつくりたい」と得点と勝利につながる働きを誓う。
 5月の前回対戦は5得点で快勝。ただ、相手が戦い方を変えてきていることを含め、前回2ゴールを決めたFWカルリーニョスは「集中しないと難しい試合になる」と気を引き締めて臨む。
 腰の違和感で2試合欠場していたMFホナウドは今週から全体練習に合流し、「もう状態は良い。攻守両面で貢献したい」と復帰に支障はなさそう。一方、同じボランチのMF白崎は公開された27日の練習の一部を回避し、出場は不透明だ。
 (運動部・市川淳一朗)

いい茶0

清水エスパルスの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞