テーマ : 清水エスパルス

⚽J2清水エスパルス 真価問われる連戦へ 「勝ち点3」で自動昇格圏狙う

 J1自動昇格圏に肉薄した3位のJ2清水が、真価の問われる2連戦に臨む。19日にホームで迎え撃つ町田、27日に敵地で戦う秋田はともに前回対戦で負けた相手。「シーズンダブル(1季で2敗)を食らっては昇格は難しくなる」と秋葉監督が強調する中、雪辱を果たして2位以内入りへの大きな一歩にすることができるか。

真価の問われる2連戦に向けて、雨中の練習に励む清水の選手たち=アイスタ日本平
真価の問われる2連戦に向けて、雨中の練習に励む清水の選手たち=アイスタ日本平
清水が1巡目の対戦で黒星を喫した相手
清水が1巡目の対戦で黒星を喫した相手
真価の問われる2連戦に向けて、雨中の練習に励む清水の選手たち=アイスタ日本平
清水が1巡目の対戦で黒星を喫した相手

 清水は全チームとの1巡目の対戦を8勝7分け6敗で折り返した。町田には5月に1-2で、秋田には6月に0-1でそれぞれ敗戦。前半戦で黒星を喫した6チームのうち、8位群馬、11位千葉とはすでに2巡目を戦い、引き分けで連敗は逃れた。
 特に難敵なのが次節の首位町田だ。1巡目の試合で最少のシュート数(7本)に封じられ、終了間際の決勝点で勝負強さも見せつけられた。MF中山は「自分たちのペースに持ち込むのがうまい」と相手の強みを認める。一方で、「前回はパスが走りにくい敵地のピッチ状態など、難しいところがあった。次はもっと点が取れる」と気後れは全くしていない。
 攻略のヒントは、中山が決めた前回対戦の得点場面にある。自陣でのボール奪取からの速攻でゴールを陥れた。「ロングカウンターが有効、というイメージは持っている」と中山。5月の苦い敗戦を糧に、白星をつかむ準備はできている。
 次々節の13位秋田には前回、しぶとく守られながら数少ない好機を仕留められた。守備重視のスタイルやセットプレーを武器とする点は町田と共通する。指揮官は「こういうクラブに勝ちきれるかどうか。しっかりと勝ち点3を奪いたい」と重要な戦いを見据える。
 (市川淳一朗)

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