テーマ : 清水エスパルス

⚽J2清水エスパルス、昇格圏目前で足踏み 2戦連続ドロー

 明治安田J2リーグは3日、各地で第33節の残り9試合が行われ、3位の清水は徳島と0-0で引き分けた。藤枝は栃木に0―2で敗れた。首位の町田は群馬と0-0で引き分け、勝ち点67。

清水―徳島 前半、シュートを放つ清水・神谷(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、シュートを放つ清水・神谷(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、FKに合わせてゴールを狙う清水・カルリーニョス(左から4人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、FKに合わせてゴールを狙う清水・カルリーニョス(左から4人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・権田(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・権田(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 後半、好機を阻まれて悔しがる清水・山原(手前)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 後半、好機を阻まれて悔しがる清水・山原(手前)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、好機を生かせずに肩を落とす清水・カルリーニョス(10)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、好機を生かせずに肩を落とす清水・カルリーニョス(10)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、清水・カルリーニョス(10)が放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、清水・カルリーニョス(10)が放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、シュートを放つ清水・神谷(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、FKに合わせてゴールを狙う清水・カルリーニョス(左から4人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・権田(右から3人目)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 後半、好機を阻まれて悔しがる清水・山原(手前)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、好機を生かせずに肩を落とす清水・カルリーニョス(10)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―徳島 前半、清水・カルリーニョス(10)が放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)

②アイスタ(2分け)▽観衆13299人
清 水 15勝12分け6敗(57) 0(0―0 0―0)0 徳 島 7勝16分け10敗(37)


 【評】清水はゴールが遠く、徳島と引き分けた。清水は3分にカルリーニョスが決定機を迎えるなど、序盤から勢いよく試合に入った。時間が進むと相手に対応され始めたが、後半の立ち上がりに再び攻勢に出た。ただ、最後まで決め手を欠きネットを揺らせなかった。後半19分にはクロスを中央で蹴り込まれたが、権田が好セーブ。33分にはポスト直撃のシュートを浴びる危ない場面もあったが、守り抜いた。
苦手徳島のゴール遠く…  J1自動昇格圏を目前にした気負いからだろうか。清水に歓喜の瞬間は最後まで訪れず、スコアレスドロー。3連勝中だった本拠地での試合を追い風にできず、2位磐田と順位を入れ替わる好機をまたも逸した。
 今節もMF乾が出場停止で不在の中、MF神谷がトップ下で7試合ぶりに先発。効果的な攻めに乏しかった前節を踏まえて選手間の距離の改善を練習で修正してきた中、神谷がつなぎ役として自在に動き回った。
 敵陣に進入して圧力をかける時間は多かったものの、相手の守備網を切り崩す連係や個の打開が生まれない。自陣を固められると攻略に苦しみ、「揺さぶるだけではゴールにつながらない。もっと強引さが必要になる」と神谷は唇をかむ。
 徳島は直近3年間の対戦で勝利がなく、苦戦してきた相手。後半には2度の決定機であわや、という場面もつくられた。「全員での守備は粘り強くできた」(DF高橋)と無失点に抑えて最低限の勝ち点1は手にしたが、直近2試合でセットプレーによる1得点のみという攻撃面の課題が横たわる。
 2位を射程圏内に捉えながら、前節に続くドローで再び足踏みした。「こういう試合を勝ちきる何かを準備し、高めていかないといけない。総合力が問われる残り9試合になる」と秋葉監督。昇格への息の抜けない戦いが続く。
 (運動部・市川淳一朗)

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