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⚽清水エスパルス 山原 積極攻撃に磨き 昨季長期離脱経験 「タフに戦う」闘志 鹿児島キャンプ(7日)

 J2清水の3年目DF山原が積極的な攻撃参加に、さらに磨きをかけている。昨季はけがでの離脱を経験。「自分にはアグレッシブさや攻撃面の質が求められる。シーズンを通じてタフに戦う」と闘志を燃やす。

積極的な攻撃参加に磨きをかける清水の山原=鹿児島ふれあいスポーツランド
積極的な攻撃参加に磨きをかける清水の山原=鹿児島ふれあいスポーツランド

 左サイドで上下動を繰り返すプレースタイルは今季も変わらない。プロ1年目の2022年シーズンは33試合に出場する活躍を見せたが、昨季は左足かかとのけがで長期離脱を余儀なくされた。キャンプを「開幕からスタートダッシュを決める体作りの準備期間」と捉え、強度の高い練習に打ち込む。
 本職の左サイドバックの前方に入るのはFWカルリーニョス。筑波大4年生だった特別指定選手期間も含めると4年目のコンビで「お互いの特徴は理解している。もっと怖い攻撃をするためにより関係性を深める」と連係強化を誓う。
 チームを引っ張る自負もある。4日のJ2山形との練習試合では主力組の中で最年少だったが、「多くの試合を経験させてもらっている。ピッチ内で存在感を出していく」と自身に課し、「もっと発信する選手が出てこないといけない」と同世代にも求める。
 今季は背番号を「実は1年目から付けたかった」という「14」に変更。筑波大時代も2年間背負った愛着のある番号だ。「強い覚悟でこのクラブに残った」と意気込む背中には頼もしさを感じさせる。
 (小沢佑太郎)

 左利きMF松崎 攻撃に「違いを」
 攻撃陣に変化を加えられる選手が本格合流した。体調不良などで出遅れていた新加入MF松崎はチームで貴重な左利き。「ほかの選手との違いを出せれば」とアピールする。
 右サイドハーフとトップ下が主戦場。ゴールに直結する小刻みなタッチのドリブルを得意とする。
 別メニューでの調整期間は「外から見る機会が多く、選手の特徴や位置取りを確認していた」と前向きに捉える。J2水戸時代にも秋葉監督の指導を受けた。「結果を求める監督。常に結果を出せる選手になる」と強い決意を冷静に語る。

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