テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス J1へ、助っ人が道開く 25日から負けられない 昇格PO【しずスポ】

 25日からJ1昇格プレーオフ(PO)が始まる。J2清水は同日午後1時、アイスタ日本平で山形と対戦する。勝利すれば12月2日、大一番のPO決勝に進む。

ホナウド 献身的な 姿勢貫く=【撮影】写真部・小糸恵介
ホナウド 献身的な 姿勢貫く=【撮影】写真部・小糸恵介
カルリーニョス 研ぎ澄ます 得点感覚=【撮影】写真部・小糸恵介
カルリーニョス 研ぎ澄ます 得点感覚=【撮影】写真部・小糸恵介
チアゴサンタナ 2戦連発 好調持続=【撮影】写真部・小糸恵介
チアゴサンタナ 2戦連発 好調持続=【撮影】写真部・小糸恵介
ホナウド 献身的な 姿勢貫く=【撮影】写真部・小糸恵介
カルリーニョス 研ぎ澄ます 得点感覚=【撮影】写真部・小糸恵介
チアゴサンタナ 2戦連発 好調持続=【撮影】写真部・小糸恵介

 J2清水のFWチアゴサンタナ(30)、FWカルリーニョスジュニオ(29)、MFホナウド(27)のブラジル人トリオが、昇格POに回ったチームを救う。今季、主力として攻守を支えてきた3人。残り2試合も“助っ人”の本領を発揮し、J1復帰の道を開く。
攻守でブラジルトリオ 残り2戦も全力  今季の3人の貢献は光っている。42試合制のJ2リーグで、出場試合数はホナウドの39を筆頭に、チアゴサンタナ38、カルリーニョス36とフル稼働。特に勝負どころの終盤戦は不動のレギュラーとして先発に名を連ね続けた。
 昨季J1得点王のチアゴサンタナは、今季も12得点と2桁に乗せた。「勝利が一番」とチーム本位のプレーを貫くが、ストライカーの何よりの活力はゴール。リーグ戦を2戦連発で締めくくった背番号9は好感触を保って決戦に向かう。
 中盤左サイドが定位置のカルリーニョスはチーム最多の15ゴールで加入初年度の2020年以来となる2桁得点に達した。主導権を握る試合が多い中、「ゴールに近い位置でプレーできている」と得点感覚を研ぎ澄ませてきた成果が出ている。
 ホナウドは中盤のつぶし役として、チームで3番目に多い出場試合数とプレー時間を記録した。昨季まで痛みに悩まされた腰の状態も良く、本人にとって充実のシーズンになっている。今月初旬には左手甲を骨折したが、回復に向かい不安はない。「まだ2試合ある。どうにか昇格できれば。チームが良くなることを考えている」と献身的な姿勢を崩さない。
 J1だった昨季のリーグ最終戦。3人はそろって先発したものの、力及ばずJ2降格が決まった。チアゴサンタナは試合終了の笛の音とともにピッチに崩れ落ち、涙した。あれから1年。悲嘆を歓喜に変える戦いに、再度挑む。
 (市川淳一朗) photo03 清水ブラジル人トリオ・(左から)カルリーニョス、チアゴサンタナ、ホナウド
 チアゴサンタナ 1993年2月4日生まれ。ポルトガル1部サンタクララから2021年に清水に加入し、3季連続の2桁得点を記録中。J1、J2通算102試合39得点。

 ホナウド 1996年10月23日生まれ。ブラジル1部フラメンゴから2021年夏に清水に加入。J1、J2通算69試合1得点。

 カルリーニョスジュニオ 1994年8月8日生まれ。スイス1部ルガーノから2020年に清水に加入。1年目にJ1リーグで10ゴールを記録。J1、J2通算108試合30得点。

いい茶0

清水エスパルスの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞