テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 17年ぶり開幕2連勝 愛媛に2-0 J2第2節

 明治安田J2リーグは2日、各地で第2節の6試合が行われ、清水は愛媛を2-0で下し、開幕2連勝とした。
清水―愛媛 後半44分、北川(中央)のゴールに喜ぶ宮本(上)と山原=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)
①アイスタ▽観衆15758人
清 水 2勝(6) 2(0―0 2―0)0 愛 媛 1勝1敗(3)
▽得点者【清】北川2(2)

 【評】我慢強く戦った清水が後半の2得点で完封勝利した。
 清水は前半から好機をつくったが、相手GKに防がれた。縦パスに対する相手のプレスが厳しく、前線にボールを運べない時間帯が続いた。パスを奪われてシュートまで持ち込まれる場面もあったが、ゴールを割らせなかった。
 後半13分にMF松崎のクロスをFW北川が頭で合わせて先制。終了間際にもMF乾のパスから北川が流し込み、試合を決めた。
FW北川が2得点 ホーム開幕戦の主役に 清水―愛媛 後半44分、自身2点目のゴールを決める清水・北川=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)  オレンジ色に染まったホーム開幕戦の主役は、今季主将に就任した下部組織出身のFW北川だった。後半に2得点し、チームとして2007年以来17年ぶりとなる開幕2連勝の立役者に。「ストライカーとして点を取ってチームが勝てたのが何よりうれしい」と充実感をにじませた。
 先制点は後半13分。MF乾からサイドチェンジのボールを受けたMF松崎が正確なクロスをゴール前に供給。北川がヘディングでゴール左隅に流し込んだ。「ドンピシャのボールで触るだけだった。決める自信があった」。
 歓喜に沸くサポーターに見せたのは、清水にも在籍し、先月現役引退を発表したブラジル人FWドウグラスのゴールパフォーマンスだった。18、19年にゴールを量産した名コンビ。「周りに気を配れ、リスペクトに値する大きな存在」だったかつての〝相棒〟のポーズをまね、声援に応えた。
 試合終盤まで最前線でスプリントを繰り返し、相手にプレッシャーを与え続けた。後半44分には味方が自陣からつないだパスを、ゴール前で確実に仕留めて2点目。「後半は自分たちから仕掛けられた」とハーフタイムの修正が実を結んだ。
 ホーム開幕戦で早速結果を残し、チームも連勝で勢いに乗る。「とにかくやり続けるだけ」。左腕にキャプテンマークを巻いた背番号23が、最前線でチームを引っ張る。
(運動部・小沢佑太郎) 清水―愛媛 後半44分、自身2点目のゴールを決める清水・北川=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)清水―愛媛 後半44分、自身2点目のゴールに喜ぶ北川=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)清水―愛媛 後半13分、ゴールを決め、駆け出す北川(中央)=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)愛媛に勝利し、喜ぶ清水イレブン=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)

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