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鉄製ふた 盗難相次ぐ 静岡県内で被害

小山の水路 19枚  小山町北郷地区の農業用用水路で、水路の接続や集水などの役割を持つ「枡(ます)」部分にふたをする鉄板が相次いで盗まれていたことが11日、町などへの取材で分かった。町は同日までに、御殿場署に被害届を出した。

農業用用水路の枡部分の鉄板が盗まれた現場=11日午後、小山町中日向
農業用用水路の枡部分の鉄板が盗まれた現場=11日午後、小山町中日向

 町によると、中日向区で6日、縦横70センチの鉄板14枚がなくなっているのを地域住民が発見した。用沢区では10日に縦横90センチの鉄板5枚がなくなっていることが発覚した。盗まれた時期は不明で、署員や町職員が現場を確認して安全確保のためバリケードを設置した。被害額は計110万円超とみられ、町が地区内で注意喚起を行っている。
 中日向区では1月、中日向浅間神社の屋根の銅板が何者かに剝がされ、盗まれる被害が明らかになった。

湖西の市道 7枚  湖西市は11日、同市新居町内山の市道で、側溝に設置されていたグレーチング(格子状の鉄製のふた)計7枚が盗まれ、湖西署に被害届を提出したと発表した。同署が窃盗事件として調べている。
 市土木課によると、盗まれたグレーチングは3種類。最大で1メートル四方、重さ約62キロ。被害額は計13万3千円相当。3月29日に付近を通った市職員がグレーチングがないことに気付いた。4月上旬までに市内全域で緊急調査を行ったが、他の被害は確認されていないという。
 現場は都市計画道路大倉戸茶屋松線(通称・バッテリーロード)沿いの旧道。昨年9月末のバッテリーロード開通以降に盗まれたとみられる。

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