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小山町の神社屋根 銅板剥がされる

 小山町阿多野の阿多野天神社で社殿の屋根の銅板が剝がされ、盗まれていたことが30日、町への取材で分かった。阿多野区として御殿場署に被害届を提出したという。

屋根の銅板の一部が剥がされた阿多野天神社の社殿=30日午前、小山町阿多野
屋根の銅板の一部が剥がされた阿多野天神社の社殿=30日午前、小山町阿多野

 社殿の屋根の銅板が約20平方メートルにわたり集中的に剝がされていた。29日に付近を散歩していた住民が発見した。
 町などによると、25日朝の時点で異常はなかった。同区の住民の1人は「総合文化会館や総合体育館の近くで、人目につく可能性があったにもかかわらず被害が出た。驚きとショックが大きい」と話した。町は町内で注意喚起を行い、見回りや防犯対策を呼びかけるなど警戒を強めている。
 同町では昨年から、神社の屋根の銅板や用水路の枡(ます)をふたする天板など金属の窃盗被害が相次いでいる。

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