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酒気帯び ひき逃げ 消防士長を懲戒免職 伊東市

 伊東市は30日、同市職員で駿東伊豆消防組合派遣の男性消防士長(37)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。2023年11月に自家用車を酒気帯び運転して人身事故を起こし、その場から立ち去るひき逃げ行為をしていた。
 消防士長は11月19日、市内のスーパー駐車場で車を運転中、同市の80代女性に衝突してけがを負わせ、そのまま逃走したとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで伊東署に逮捕された。
 今年2月に道交法違反(酒気帯び運転など)で8年の運転免許取り消しの行政処分を受けた。刑事罰として4月9日に罰金10万円の略式命令を受けた。市は地方公務員法に基づいて処分を決めた。
 小野達也市長は「率先して法令を順守すべき公務員として犯してはならない行為。市民の信頼を裏切り深くおわびする」と陳謝した。

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