テーマ : 事件事故しずおか

死亡事故で会見「誠意を持って対応」 浜松市浜名区・児童死亡事故

 浜松市浜名区新原の市道で13日、小学4年の女児がごみ収集車にひかれ死亡した事故で、ごみ収集車を運転し、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された男(60)が勤務する浜松市天竜区の廃棄物処理業リサイクルクリーンが14日、会見を同社本社で開いた。同社社長(58)は「取り返しが付かないことをした。遺族への申し訳なさでいっぱい。誠意を持って対応したい」と述べた。
 事故当時、男は事業所の可燃ごみを回収しており、事故現場の市道はごみの回収ルートだった。同社が浜北署から説明を受けた事故発生時の状況で、交差点近くの横断歩道上で女児とごみ収集車が接触したことが分かった。
 男は2004年に入社以降、ごみ収集車の運転手として勤務し、健康面に問題はなかった。過去に市内で車数台がからむ多重事故を起こした経験があるが、けが人はいなかった。
 同社は4月、本年度の安全運転管理推進事業所として天竜署などから指定証の交付を受けていた。同社の担当者は「事故防止に力を入れていた直後で事故を起こしていまい、大変申し訳なく思う。原因が分かり次第、対策を講じていく」と話した。

事件事故しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞