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【新署長語る】頼りやすい警察 目指す 牧之原署長・舘山浩行さん

 誰にとっても頼りやすい署にしようと署員に呼びかけている。警察署は敷居が高いと考える人が多く、足を運んで相談しづらいという課題がある。住民や管内に来る人に親身になって対応することで、来庁のハードルを下げたいと思っている。

舘山浩行さん
舘山浩行さん

 管内の第一印象は人柄の温かさ。通行人が当たり前に元気よくあいさつを交わしていることに驚いた。富士山静岡空港や高速道路に加え、サーフィンで人が集まる静波海岸があり、国外や県外から訪れる方も多い。住民はもちろんだが、観光客や管内を通行する人にとっても安心安全な街を目指したい。
 3月に高額の投資詐欺被害が連続して発覚した。全国から同様の詐欺事件の情報を集めて高齢者などに情報共有することで、被害の未然防止を図りたい。交通の観点では、牧之原市は道路の死角が多い印象。出合い頭の事故を減らすために、危険な箇所を住民に伝えていく。
 刑事畑を歩み、警務部主任監察官や機動捜査隊長などを歴任した。北海道出身。56歳。

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